医事関係訴訟(医療裁判)原告協力医のブログ

協力医としての思いなどを,時々発信していました. 最近では,自分のブログで協力医としての思いを発信しています. このため,このページは更新いたしておりません. 協力医としてのご依頼は,こちらまでおねがいいたします. http://www.minerva-clinic.jp/contact/index.html

2014年09月

ビックリですね!


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「待ち時間長い」家裁事務官が看護師殴った疑い
読売新聞  2014年9月26日(金) 配信
 病院で看護師を殴ったとして、警視庁愛宕署が東京家裁事務官の男(56)から暴行容疑で任意の事情聴取をしていることが捜査関係者への取材でわかった。

 事務官は事実関係を認めており、同署は同容疑で書類送検する方針。

 捜査関係者によると、事務官は24日午前、東京都港区の東京慈恵会医科大付属病院で、近くを通った女性看護師の顔を殴った疑い。事務官は診察のため病院を訪れており、調べに「待ち時間が長くて腹が立った」と供述している。

医療裁判ではありませんが.

生協系って,「人にやさしい」イメージがあるかもしれませんが
実際には,どこもいろいろ問題が....

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妊娠降格「女性が萎縮」 最高裁で弁論、10月判決 勤務先の勝訴見直しへ

共同通信社  2014年9月19日(金) 配信
 理学療法士の女性が妊娠を理由に勤務先の病院で降格されたことが男女雇用機会均等法に反するかどうかが争われた訴訟の上告審弁論が18日、最高裁第1小法廷(桜井龍子(さくらい・りゅうこ)裁判長)で開かれ、女性側は「降格は女性労働者を萎縮させる違法な処分だ」と訴えた。

 判決は10月23日に言い渡される。降格は適法だったとして女性側敗訴を言い渡した二審判決が見直される見通しだ。

 女性の社会進出が進む中、妊娠や出産を機にした解雇や雇い止めは「マタニティーハラスメント」として問題化している。均等法はこうした理由で女性に不利益な処分をすることを禁じており、最高裁は役職の降格が違法な処分に当たるかどうか初の判断を示す。

 弁論で女性側代理人は「安易な降格は女性のキャリア形成を妨げる」と主張し、女性も「それまでの仕事の努力を無にし、労働者としての誇りを傷つけた」と書面で陳述。病院側は「降格は女性の同意を得ており、裁量権の逸脱はない」と反論した。

 女性は広島市の病院に勤務していた2004年、リハビリテーション科の副主任に就任。しかし第2子を妊娠した08年に軽い業務への転換を求めたところ、副主任を外されたとして、運営元の広島中央保健生活協同組合に約170万円の損害賠償などを求め提訴した。

 一審広島地裁は、副主任を免じたのは女性の希望を契機とした人事上の措置で「不利益な取り扱いとは認められない」と請求を棄却。二審広島高裁も「管理職の任免は使用者側の経営判断に委ねられている」と女性側の控訴を退けた。

 ※マタニティーハラスメント

 働く女性が妊娠、出産を理由に解雇や雇い止めをされることや、職場で精神的、肉体的な嫌がらせを受けること。連合は性的嫌がらせのセクハラや、職場での上司らによる嫌がらせのパワハラと並び「働く女性を悩ませる三大ハラスメント」と位置付ける。連合が5月に実施した調査では在職中の女性の26・3%が「心無い言葉を言われた」「解雇や契約打ち切り、自主退職へ誘導などをされた」などの被害を経験したとされる。

 


タミフル副作用認めず 突然死と因果関係「不明」

共同通信社  2014年9月19日(金) 
 インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した翌日に死亡した男児=当時(2)=の遺族が、副作用による突然死だったとして遺族一時金支給などを求めた訴訟の判決で東京地裁は18日、死亡との因果関係を認めず、請求を棄却した。

 増田稔(ますだ・みのる)裁判長は判決理由で「薬と突然死との関係は不明で、副作用ではなくインフルエンザ脳症で死亡した可能性が高い」と指摘した。

 判決によると、男児は2005年2月、インフルエンザの診断を受けてタミフルを服用。眠った後に呼吸が止まり、病院に搬送したが翌日死亡した。薬の副作用で亡くなった場合に一時金などを支払う独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」は06年、「副作用ではなくインフルエンザ脳症」と判定し、支給しないことを決めた。

 男児の父親の江泉明義(えいずみ・あきよし)さん(39)は判決後、「納得できない。これからも闘っていく」と控訴する意向を明らかにした。原告側弁護士によると、名古屋、大阪地裁でも同種訴訟が起こされているという。 





先日からのこの件に関する報道,さっぱりわかりません.

助産師が助産院を開設する場合,許可制ではなく,届出制なので,無許可で開設ということはありません.

この件で問題なのは,大量出血の産婦に対して止血処置が適切に行われなかった可能性があるため,死亡に至ったと言う事であり,無許可開設ではないはずです.

まあ,他の記事にあったとおり,嘱託医師がいなかったのなら,医療法違反ですが.
 

医療法人は,病院、医師や歯科医師が常勤する診療所、または介護老人保健施設の開設・所有を目的とする法人であり,理事長は医師または歯科医師という規制があります.医療法人が助産院を経営しなければならない,という訳ではないし,医療法人の所管は通常は都道府県,政令指定都市ではその市,都道府県をまたがって医療機関を運営する法人は厚生省直轄,となりますので,保健所に医療法人の相談をすること自体があり得ません.
保健所に相談しても,うちの管轄じゃない,と言われるだけです.

マスコミの皆さんは,もうちょっとお勉強してから,きちんと書くべき.
 

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院長「止血できた」と説明 相模原市の無許可助産院での女性死亡で

神奈川新聞 2014年9月18日(木) 配信

 「のぞみ助産院」院長の女性助産師(69)は集まった報道陣に対し、亡くなった女性が出産直後から容体が急変するまでの状況を振り返り、「意識が混濁する直前まで話をしていた。出血をしていたとしても、何の出血かは難しい判断だったが、止血はできたという認識はある。そのとき、やれるだけの救急措置は精いっぱいやっている」などと説明した。

 同院長が取り上げたお産はこれまでに4300件以上で、初めての事故だという。今回の事態に「最高のお産をした事実がある。自分に責任がないと言うつもりはないが、悪いことは何もしていない。残念としか言いようがない」と話した。

 無許可での助産院の法人運営については「無届けはあり得ない。医療法人に関して保健所に相談したが、認められなかった」などと反論した。 

わたしはこの分野には明るくありませんので
何もコメントはできませんが...

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顔のたるみ改善施術で痛み 品川美容外科に賠償請求

共同通信社  2014年9月18日(木) 配信

 特殊な糸を使って顔の皮膚のたるみを持ち上げる美容整形の施術を強引な勧誘によって受け、痛みや脱毛の症状を起こしたとして、広島県に住む30~78歳の女性5人が、品川美容外科などを運営する医療法人社団「翔友会」(東京)と当時の執刀医に計約880万円の損害賠償を求める訴訟を17日、広島地裁に起こした。

 原告側弁護団によると、集団提訴は4月の東京地裁に次ぎ、全国で2例目。

 訴状などによると、5人は昨年2月~今年4月、同社団が運営する広島市内のクリニックを訪れ、目的と異なる約30万~約100万円の高額の美容整形を強く勧められ、施術を受けた。

 長期間の効果を強調され、顔面の痛みや、こめかみの脱毛などの合併症の危険の説明はほとんどなかったと主張。施術後、1カ月~半年ほど続く合併症が起きたとしており、契約は無効として、施術料の返還や慰謝料を求めている。

 翔友会は「施術に満足いただけなかったのは残念。主張は裁判の中で明らかにしたい」としている。

 

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