医事関係訴訟(医療裁判)原告協力医のブログ

協力医としての思いなどを,時々発信していました. 最近では,自分のブログで協力医としての思いを発信しています. このため,このページは更新いたしておりません. 協力医としてのご依頼は,こちらまでおねがいいたします. http://www.minerva-clinic.jp/contact/index.html

2014年08月

この病院の対応は,とてもよいですね.



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最後の時間苦しめた…医療事故で400万賠償へ

読売新聞  2014年8月26日(火) 配信

 岐阜県の大垣市民病院は25日、末期がんの女性患者に、以前アレルギー反応を起こした可能性のある薬を点滴治療する医療事故があった、と発表した。

 女性は3日後に85歳で死亡しており、同病院が遺族に400万円の損害賠償金を支払うことで合意したと発表した。9月1日開会の定例市議会に提案する。

 同病院の発表によると、事故があったのは今年1月31日。女性は呼吸困難などで救急車で運ばれ、当直の医師がぜんそくの発作と感染合併症の可能性を考えて抗生物質などを投与したが、アレルギー反応で呼吸困難を悪化させた可能性があるという。

 女性は昨年7月に同病院を受診した際、薬を投与されアレルギー反応を起こしていた。カルテには記載されていたが当直の医師が見落とし、別の医師が気付き2月2日に投与をやめたが亡くなったという。

 同病院では、「死因としては肺がんの可能性が大きいと考えるが、最後の時間を苦しめてしまった。申し訳ない」と謝罪した。 

意味が分からない行動ですね..


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「病気悪化」と患者に手紙 副院長を停職、岡山

共同通信社  2014年8月27日(水) 配信
 岡山市立総合医療センターは26日、以前勤務していた病院の入院患者の自宅に、実在する医師を名指しし「病気が悪化する」とする手紙を送ったとして、運営する市立せのお病院の50代の男性副院長を停職3カ月の懲戒処分とした。副院長は同日付で依願退職した。

 同センターによると、副院長は7月上旬、ことし3月末まで勤務していた岡山市立市民病院に入院中の患者自宅に匿名で手紙を送付。同病院に勤務する医師の名を挙げて「今回病気が悪くなったのは医師の責任です。このままだとますます悪くなります」などと書いて医師を中傷し、患者らに不安を与えたとしている。

 家族が病院に相談し、電子カルテの閲覧履歴から、患者と接点のない副院長が浮上した。患者は快方に向かっている。

 副院長は「悪化させないため、専門医をつけさせるよう主治医に注意喚起するつもりだった」と反省しているという。 

仙台の筋弛緩薬投与して殺人という事件を思い出しました.




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インスリン、故意に大量投与か…患者の意識混濁

読売新聞  2014年8月20日(水) 配信

 東京都世田谷区の「玉川病院」で4月、入院中の90歳代の女性患者が突然、低血糖のため意識混濁の状態に陥っていたことが、関係者への取材でわかった。

 治療上必要のないインスリンを大量に投与されたのが原因とみられるという。女性はその後回復し、退院したが、通報を受けた警視庁は、何者かが故意にインスリンを投与したとみて、傷害容疑で捜査している。

 関係者によると、女性は、病室で意識が混濁した状態になっているのを担当看護師に発見され、集中治療室(ICU)で緊急治療を受けた。病院が女性の血液検査などを実施した結果、大量のインスリンを投与されたのが原因とみられることが判明した。

 インスリンは糖尿病の治療に使われるが、必要のない患者に大量に投与されると、低血糖発作を引き起こし、意識がなくなったり、死亡したりすることもあるという。 

想定していたんですよね!
素早いご対応です.




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医学部長職解任は不当 東京女子医大教授

共同通信社  2014年8月26日(火) 配信


 東京女子医大病院で首を手術した2歳男児が死亡した医療事故をめぐり、病院側の対応を批判したことを理由に医学部長職を解任された高桑雄一(たかくわ・ゆういち)教授(62)が25日、解任は不当として地位保全を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。

 高桑教授は学長だった笠貫宏(かさぬき・ひろし)氏と共に6月に記者会見し、病院側が事故の調査報告書を公表しないのは社会的責任を果たしていないと批判。大学側は7月の臨時理事会で笠貫氏を解任し、高桑教授も問責した。その後、事情聴取を拒否するなど学内を混乱させたとの理由で、今月24日の臨時理事会と評議員会で高桑教授も解任されたという。

 高桑教授側は申し立てで「大学の規則に医学部長を解任できる規定はなく、一方的な解任決議は無効だ」と主張。25日に記者会見した高桑教授は「現場の学生や教職員の環境を守ることが私の使命。十分に事情を把握しないまま解任され、非常に理不尽だ」と訴えた。 

逮捕された男性の刑事責任能力が,まずは問題になりそうですね.

ところで.
施設側の対応として,腹の上で飛び跳ねていたのであるから
異常を訴えていなくても,受傷者を受診させる,といったことが取られていたら
死亡は避けられた可能性もありますよね.

死亡まで丸一日経っていることから,施設側の対応も問題になりそうですね.



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知的障害者の施設で暴行 28歳男を傷害致死で逮捕 神戸市北区の知的障害者施設で入居男性に暴行を加えて死亡させたとして、兵庫県警有馬署は25日、傷害致死容疑で、この施設に入居する無職の男(28)を逮捕した。

 男は重度の知的障害があり、容疑について要領を得ない供述をしているという。

 逮捕容疑は23日午後5時ごろ、同区の知的障害者自立支援更生施設で、同じ部屋に住む男性(39)の腹の上で飛び跳ねるなどの暴行を加え、翌24日に死亡させたとしている。

 同署によると、男が飛び跳ねているのを同じ部屋の別の入居者が見つけ、職員が制止した。男性は暴行後も異常を訴えず施設にいたが、24日夕に突然倒れて病院に搬送され、間もなく死亡した。

 同署は26日、男性を司法解剖して死因を詳しく調べる。 

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