医事関係訴訟(医療裁判)原告協力医のブログ

協力医としての思いなどを,時々発信していました. 最近では,自分のブログで協力医としての思いを発信しています. このため,このページは更新いたしておりません. 協力医としてのご依頼は,こちらまでおねがいいたします. http://www.minerva-clinic.jp/contact/index.html

2014年07月

こういうの,別にこの病院に限ったことではないと思います.
むしろ,この病院だけでなく,全国の病院を対象に調査が必要です.

救急をたくさん受け入れている病院のなかには
地域の病院と折り合いが悪くて,紹介を受けられないので
救急車を受け入れることで,手術件数を増やしている病院もあります.

救急では,医療機関を選んだりする暇もなく運ばれてしまいますのでね.

そう言う病院で,どれほど手術が適切に行われているかも検証すべき.

不必要な手術が行われていたり,診療報酬の高い侵襲の大きい術式をわざわざ取ったり.

手術に限らず,心血管系のカテーテルやそれによる治療も,調査すべき.

大体,千葉県の船橋市に,心カテの件数全国1位の病院と2位の病院があると言うのが
おかしくないですか????

トリックがあると言う噂が,医療関係者の間でまことしやかにささやかれていますよ.

国民の皆様,お気を付けあれ.


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術後死亡、他に複数か 千葉、がんセンター検証委

共同通信社  2014年7月28日(月) 配信
千葉県がんセンターの消化器外科で腹腔(ふくくう)鏡下手術を受けたがん患者9人が死亡した問題で、同センターで同じ方法の手術を受けた後、患者が死亡した事例が他に複数件あったことが25日、分かった。

 9人の手術に至った経緯などの問題点を調べる県の第三者検証委員会の初会合で県病院局が報告した。検証委は日本外科学会に協力を依頼し、今後、他の事例を対象に加えるかどうか検討する。検証委のトップの多田羅浩三(たたら・こうぞう)日本公衆衛生協会会長は「実態を厳しく調べたい」としている。

 検証委は件数や時期、死亡した患者の人数などを明らかにしていないが、全員が腹腔鏡下手術を受けた後に死亡したという。

 同センターでは、2008年以降、腹腔鏡を使って十二指腸や胆管などを切除する手術を受けた50~80代の男女9人が手術当日から約9カ月後の間に死亡。うち7人が同じ医師の執刀だった。 

医療過誤ではありませんが...
驚きですね.


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婦人科医が患者盗撮、8千人と190億円で和解 米病院

2014.07.22 Tue posted at 13:06 JST
(CNN) 米ジョンズ・ホプキンス病院の婦人科医が患者を盗撮していたことが発覚し、同病院は21日、1億9000万ドル(約193億円)を支払う内容の和解が成立したと発表した。
患者を盗撮していたのは同病院勤続25年だったニキータ・リービー医師。盗撮の事実を認めて2013年に自殺している。リービー医師は首にかけていたペン状のカメラで密かに患者を撮影していた疑いが浮上。同僚の通報で問題が発覚し、2013年に解雇された。警察が自宅を捜索したところ、患者の裸体写真や動画が大量に保存されたサーバーやコンピューターが何台も見つかった。捜査の結果、画像が共有された形跡は見つからなかったと同病院は説明している。被害に遭った女性は8000人あまりが原告となり、ジョンズ・ホプキンスを相手取って訴えを起こしていた。 

http://www.cnn.co.jp/usa/35051174.html 

ずさんですね.
何を信じたらいいんでしょうか?

でも.
これも,特定機能病院たる大学病院で起こったので,報告義務がありますが
その他の病院でしたら,報告義務も法的にはありません.

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放射線で7人健康被害 東海大病院、治療で誤照射

朝日新聞  2014年7月24日(木) 配信

 東海大病院(神奈川県伊勢原市)で子宮頸(けい)がんなどの放射線治療の際に、がん以外の場所に放射線を誤照射していた問題で、原因究明を進めていた学外の合同調査委員会は、誤照射を受けた患者100人のうち7人に健康被害があったとする報告書をまとめた。同病院が24日、発表した。

 報告書によると、誤照射があったのは2007年7月~昨年11月に子宮頸がんや子宮体がんの治療を受けた30~80代の女性100人。このうち7人が、誤照射の影響とみられる皮膚壊死(潰瘍〈かいよう〉)や尿道狭窄(きょうさく)を発症した。5人は治癒し、2人が治療中という。

 問題となったのは、放射性物質を体内に入れる「小線源治療」。細い管を子宮内などに入れ、ワイヤで放射性物質(線源)を管の先端に移動させるが、機器の設定を誤ったため、位置が約3センチずれていた。

 機器操作に習熟した診療放射線技師が異動し、後任の技師らは07年6月ごろ、機器販売業者から病院で説明を受けたが、技師らが機器の設定を誤って認識し、設定を変えていたという。調査委は「診療体制や診療放射線技師、機器販売業者の体制が複合的に関わった」と指摘した。

 調査は日本放射線腫瘍(しゅよう)学会、日本放射線技術学会、日本医学物理学会の3学会が合同で行っていた。 

個人的にはこの病院は,二度と特定機能病院になれなくて結構だと思います.

ですが.
医療事故の報告義務は,法的には特定機能病院にしかないのが現実です.

これを,少なくとも,税金優遇措置を受けられるような公的病院(社会医療法人などの民間病院も含みます)
に拡大するべきではないか?と私は思っています.



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特定機能病院取り消しを 東京女子医大事故の遺族

共同通信社  2014年7月22日(火) 配信

 東京女子医大病院(東京都新宿区)で首の手術を受けた2歳の男児が死亡した医療事故で、遺族らが18日、同病院は高度な医療を担う「特定機能病院」にふさわしくないとして、厚生労働省に承認の取り消しを求める要望書を提出した。

 要望書は、同病院が男児に対して、集中治療室で人工呼吸中の子どもに使うことが原則禁じられている鎮静剤「プロポフォール」を大量投与した上、術後の管理を怠って死亡させたと指摘。安全管理の態勢が確保されていないとしている。

 同病院は2001年に起きた医療事故を受け、02年に特定機能病院の承認を取り消され、07年に再承認されている。

 男児の父親は「信用して子どもを預けたが裏切られた。安心して医療を受けられる病院でないのは明らかだ」と語った。 

いかにもアメリカ的ですね.

いつも思うのは,たばこの発癌性・中毒性は周知の事実であるにもかかわらず
吸い続けることを選択した本人の自己決定は,どう評価されているのでしょうか??


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喫煙の懲罰的賠償2兆円超 たばこ会社に米陪審評決

共同通信社  2014年7月22日(火) 配信


 【ニューヨーク共同】米フロリダ州の陪審は、夫が肺がんで死亡したのは長年の喫煙が原因だと主張する女性の訴えを認め、米たばこ大手RJレイノルズ・タバコに懲罰的賠償約236億ドル(約2兆3900億円)の支払いを命じる評決を出した。米主要メディアが19日報じた。

 キャメルなどの製品で知られるレイノルズ側は「合理性を欠いた評決だ」と反論し、異議を申し立てる方針。原告の女性はシンシア・ロビンソンさんで懲罰的賠償のほか、遺族側に約1680万ドルの損害賠償も認められた。

 ロビンソンさんは夫が1996年に36歳で死亡したのは、13歳から毎日1~3箱のたばこを吸い続けた結果だと指摘。メーカーが健康への悪影響や中毒性を隠蔽(いんぺい)したのが原因だと主張した。

 訴訟はフロリダ州でかつて起こされた集団訴訟の一つで、ロビンソンさんが2008年、単独訴訟に切り替えて賠償を求めた。


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